2009年06月28日

そんな事できるのか?の続き。

3月5日退院

いよいよ退院になり、やっと家に帰れる。
とても嬉しいはずなのに.....。

O先生の言った食事の注意とは、
『2ヶ月間は野菜を食べないように!』と言うものだった。

手術で腸の動きが鈍くなっているので、野菜の繊維が腸に溜まって
しまうそうだ。
ひどい人だと、ピンポン玉ほどの大きさのモノが詰まったケース
もあるとか。

食事指導専門の先生の所に行き、プリントをもらい注意を受ける。
カロリー制限もあるようだ。

退院の日には、『マックでハンバーガーだ〜!』などと、浮かれて
いた妻はシュンとしている。

それでなくても野菜好きなので、2ヶ月間何を食べよう?
とりあえず、病院を出た所のスーパーに寄って、食材を物色してみる。

魚、肉、豆腐、練り物(厚揚げ、はんぺん、かまぼこ)、たまご、
うどん、そば、パスタ、パン、などなど。

この食材でメニューを考えるのは至難の技だろう。先が思いやられた。

カロリー制限があるので、多くは食べられない。まして野菜抜き
なので、あっという間にカロリーオーバーになる。


朝食
パンは以外に高カロリーだ。食パンだと8枚切りを1枚。これに、
たまご半分で作ったスクランブルエッグとハム半分。

昼食
モロをかつおだしで煮たものと、お粥。

夕食
豚ロース肉の脂身を取った物を半分、魚焼きグリルで焼いてみる。
味付けは、めんつゆ。(ショウガ、にんにくが使えない。)
野菜たっぷりのコンソメスープの野菜抜き。

こんな食生活をよく2ヶ月間も続けられたものだ。

『ゴールデンウィーク明けまで!』その言いつけを守り、やっと
普通の食事に戻したのが、去年の今頃。

しかし、痛みは続くのでした。


本日終了。

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2009年06月25日

二度目の手術

2月26日手術当日

手術準備が行われ、妻はストレッチャーに乗せられ、手術室へ。

専用エレベーター前で見送るのかと思っていたら、『ご主人もついて
きて下さい。』と、看護師さん。???

一緒にエレベーターに乗り、手術室へ。

エレベーターには反対側にも扉があり、3階と2階の間で止まる。
出ると通路は狭く、左にしか行けない。すぐに右に折れる。

正面の大きな扉の中に入ると、数人の先生。

奥には、手術台が並んでいるであろう、仕切りが通路を挟み
両脇に見えている。

手術着の先生にその場で、麻酔の説明を受ける。(前もって
できなかったのか?)

婦人科担当K女医先生が、息を切らして来て、妻に言葉をかけて
いた。

慌しく説明が終わり、書類にサインをすると、もう用は無いと
ばかりに、早々に退室させられ、看護師さんと元来た通路を戻る。
私は後をついて行っただけで、言葉はなかった。

長い2度目の手術が終わり、妻が病室に帰って来たのは、5時間後
だった。

別室に呼ばれ先生の説明が始まる。

『癒着の状態は、今まで見た事の無い状態でした。』

『傷口に沿って、腸が10CM以上癒着していました。』

おいおい。『婦人科手術で癒着はない。』と、言い切った教授に
聞かせてやってくれ。ちっ(怒った顔)

『残した卵巣の状態を診ようと思いましたが、癒着がひどく
診られませんでした。』

え!! ???

『今後、残っている卵巣が悪くなったら、手術は大変です。』

それって、そこの癒着は手付かずのまま残した、と言う事?

先生の説明を、妻に伝えるのが、気が引けてなりませんでした。


爆弾抱えての退院

腸の手術は、痛みが酷いらしく、今度ばかりは妻も音を上げました。

それでも、3日が過ぎると、痛みも引いてきて、順調に回復。

手術をしてくれた、O先生の『静脈カテーテルを抜いてもいい。』
との指示に、『心配だから。』と継続の指示を出した
婦人科担当M先生。

おかげで、そこからの感染で、退院前日に妻は熱を出し、
1日退院が延びてしまいました。

1日分の個室代返せ!! (13,400円だぞ。)

33日の入院生活が終わり、無事退院のはこびとなりましたが...。
退院後の食事について、O先生から注意を受けましたが、
そんな事できるのか?

今日はここまで。

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2009年06月24日

再々々入院&再手術

3日ぶりの妻入院記です。

自分の痛風も良くなり、さあ! 書くぞ!

1ヶ月も経たない2月3日、またもや激痛吐気を訴える妻。
仕事が休めなかったので、娘に外来を頼み出勤。
夕方、娘からメールが届き、『お母さん入院。』の文字。やっぱり。もうやだ〜(悲しい顔)
入院の予感はありました。

仕事を切り上げ、当然、直行です。

入院は婦人科病棟個室もうやだ〜(悲しい顔)、12月から3ヶ月連続の入院です。

病室に入ると、妻は点滴をされてよこになっていました。
医者の説明などを妻から聞いていると、ノックの後に
『失礼します。』と女性の声。担当のK先生が入ってきました。
後から研修のS先生。

本担当のM先生は、学会で一週間留守との事。

妻から症状を聞く先生に、横になっていた妻は起き上がり、
『こんなにお腹が張っているんです。』と、妊婦のように突き出した
お腹を見せました。

これを見たK先生、さすがに尋常ではないと思ったのか、
『あらゆる面で検査して、腸閉塞を起こす原因を調べます。』と
約束してくれました。

研修のS先生も、『消化器科の方にも相談します。』と、積極的に
取組んでくれる姿勢でした。

『良かったね。』と、胸をなでおろしましたが、この後、妻には
辛い日々が待受けていたのです。


検査の連続

腸閉塞での入院ですから、当然、絶食の日々。

2月8日に胃カメラ。

この後、大腸内視鏡検査のために、下剤を飲み、

2月12日検査当日には、2リットルの液体を飲んで、
腸内を空っぽにして検査に望んだそうです。

検査はまだ続くので、絶食に体が耐えられないだろうと、

2月15日に鎖骨の下から静脈カテーテル挿入。

この時には、本担当のM先生が帰ってきていて、この処置を行った
のですが、何度やっても静脈に入らず、K先生にバトンタッチ。
汗だくになりながらの挑戦も結局だめで、医局長を呼んで成功。

10分で済む処置に、小一時間かかり、その間何度も針を刺され
苦痛を耐えている妻を見て、

本担当のM先生。
『ここまで我慢強い人が痛みを訴えて来ていたのに・・・。』と、
反省&カテーテルの失敗に落ちこんでいたそうです。(K先生の後日談)

妻の消化器外科担当の先生は、O先生で、
『私は、人を見下したような事は言いませんから。』と、最初に
言ってくれたそうです。

この言葉のありがたさ。

O先生は、『子宮全摘手術による癒着が原因です。』と、
診断を下しました。

婦人科助教授は、回診の時に『婦人科手術で癒着は起きない。』と、
言い張っていましたが・・・。ちっ(怒った顔)

2月19日小腸バルーン検査、下から。

2月22日小腸バルーン検査、上から。

ここまでの検査の結果、癒着を起こしているのは間違いない。
と言う事になり、腹腔鏡での手術が決まりました。


今日はここまで。

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